2019/01/07
あとで読むカリグラフィーの始め方!初心者が揃えた道具セットや基本的な書き方や練習方法を紹介!
カリグラフィー始めました。
一瞬でtaa.の中にある、つまようじの先っぽくらいしかなかったクリエイティブな部分がくすぐられ、すでにポチったあと。
絵心もなく、小学校低学年の時に受かった習字2級で字も下手なtaa.がカリグラフィーを始めても楽しめる、ちょいエロオヤジのための趣味にぴったり。
そんな思いつきで始めたカリグラフィーですが、ヤリターイって思っても何が必要で、どのくらいのお金がかかるのか?難しいのか?簡単なのか?全くわからないですよね。
この記事では、カリグラフィーの『カ』の字ほどしか知らないあなたに!カリグラフィーを自宅で気軽に体験するのに必要な道具や、どんな方法で練習するのかなどを、紹介してみたいと思います。
目次
カリグラフィーとは?
カリグラフィーはこんなやつ
ウェルカムボードやバースデーカードなどに書かれているこんなやつです。
カリグラフィーとは、西洋などの文字を美しく見せるための方法で、日本でいうと習字みたいなものです。
字体によって、色々な起源があるようです。
本来、万年筆のペン先を専用のホルダーに取り付けてインクで書く方法などがありますが、このあと紹介する、ぺんの芯が平べったいカリグラフィー 専用の水性ペンなどで文字を書いていきます。
カリグラフィー(ギリシア語: καλλιγραφία)は西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法。字を美しく見せる書法という面は日本の書道など東洋の書と共通する部分があるが、筆記にペンまたはそれに類する道具を用いているため、毛筆を使用する書道とは表現されたものが異なる。
記録媒体としての羊皮紙が高価であるため、文を残す際により多くの文字を紙に詰め込みつつ、より美しい表現を試みた結果、発明された。
そして、どうしておっさんのtaa.が文字を美しく見せるための手法『カリグラフィー』を始めてみようと思ったかというと@kimoba3のこんな記事。
この記事を読んで、こんな文字が『カリグラフィー』ということを初めて知り、専用のペンなども安く手に入れられることを知っておっさんのハートをキュンキュン言わせられてしまったからです。
カリグラフィーって難しいの??
taa.ほ本当に勢いで、カリグラフィー用のペンと練習帳を買ってしまいましたが(汗)
普通は難しいのかとか、いくらかかるのかとか、独学で学べるものなのかとか悩みますよね?
カリグラフィー が簡単か難しいかと言えば…
難しいです
でも、『絵』を書くわけではなく、基本は普段から慣れ親しんでる『アルブベット』なので、納得いくいかないは別として、なんとなくそれなりに形になるので、書いていて楽しいことは間違いありません。
難しい?簡単?よりも楽しいか、楽しくないかが重要じゃないですかね?
カリグラフィーを始めるのに必要なものは?
カリグラフィーを始めるって言っても、何を買い揃えたらいいかもわからないっすよね?
taa.が実際に買い揃えたものを紹介します。
全て楽天やアマゾンで揃いますよ。
ここで紹介したものを用意すれば、すぐにカリグラフィーを体験することができます。
カリグラフィー用のペン
まずはこれがなければ始まりません。
カリグラフィーを書くための専用の水性ペンです。
内容は6色で3.5mmと2.0mmの両書きペンで色は…
- 黒
- 赤
- 青
- 緑
- 黄緑
- ピンク
ペンの芯がカリグラフィー用で平たく硬い芯になっています。
ペン字体の太さは、筆ペンと同じくらいなので、比較的持ち慣れた太さだと思います。
なぜtaa.がいきなり6本入りを買ったのかというと、1本でも売っていますが送料を入れると500円近くしてしまうので、こちらの呉竹カリグラフィーペン6色セットなら送料無料で600円前後なのでこちらを買いました。
芯の形がカリグラフィー用なので特徴的なだけで、あくまでも水性ペンなので、最悪思ったよりつまらなかったり、飽きてしまっても使用用途はあります(笑)
特徴的とは言っても、蛍光ペンに近いです。なんなら、蛍光ペンでもできるかも…
極端な話、このカリグラフィー用のペンを買えば、見よう見まねでカリグラフィーを始めることができます。
カリグラフィーの書き方を学べる練習帳
やっぱり、カリグラフィーの基本を学びながらしっかり体験したいなら、カリグラフィーペンと同じ呉竹から発売されてる、カリグラフィー練習帳は絶対買った方がいいです。
練習帳をやりきってしまった後のお手本にもなります。
2つの字体の練習帳があります。
- ゴシック体
- イタリック体
すごく有名な字体なので、1度はみたことあると思います。もしかしたら、この字体を見てカリグラフィーをやりたいって思った人も多いいんじゃないでしょうか?
このカリグラフィー練習帳で学べるのは…
- カリグラフィーの基礎知識
- カリグラフィーの基本練習(連記)
- 書き順
カリグラフィーは字体一つひとつに、ペンの角度などが決まっています。例えばイタリック体なら、ペンの角度が45度で垂直線は85度。
これらのルールをきっちり守ることで、綺麗でかっこいいカリグラフィーが書けます。
思わずへぇ〜ってなります。
そしてカリグラフィーペンの角度をしっかり守ることで、細い線と太い線が綺麗に書けます。それを体に叩き込んでくれる方法も、この練習帳が教えてくれます。
そして大切なのが『書き順』
日本の漢字でもそうですが、書き順がちがうとバランスよく書けないですよね?カリグラフィーでも一緒。
漢字練習帳と同じように、書き順とポイントまで書かれているので、日本人には馴染みやすいカリグラフィー練習帳だと思います。
この練習帳でアルファベットの大文字、小文字、英数字が練習できます。最後には練習用の下敷きなども付いているので、練習帳をコンプリートし、ほかの紙で練習するときも便利です。
カリグラフィー 練習用紙
先に紹介した、カリグラフィー 練習帳を使えばお手本が書いてあって、なぞるだけでイタリック体やゴシック体の練習ができますが、練習帳の分だけでは上手になることはできません。
練習あるのみです。
書いて書いて書きまくるのです!
そのためには、練習帳と同じようにペン先の角度を確認すしたり、文字のバランスを整えるガイド線が引かれている練習用紙が必要になってきます。
ガイド線がないと字が書けないわけでわありませんが、文字のバランスを体に叩き込きこんで、基本をしっかり身につけるには、このガイド線の引いてある練習用紙は必須です。
例えば今taa.が練習してある『イタリック体』なら、ペン先5個分のガイド線を少なくとも3本は引かなくてはなりません。
そんなのめんどくさー!って人のためにカリグラフィー イタリック体の練習用紙を無料で作る方法も他の記事で紹介しているので、参考にしてください。
プレゼントもあります。
独学でカリグラフィーを早く上達するコツ
カリグラフィーを初めて数日しか経っていないtaa.が言うのもアレですが、上達するコツは2つ。
- 基礎をしっかり徹底的にやる
- 人の技術を目で盗む
やっぱりこれっすよね。
長年やっている方には怒られそうですが、上記で紹介した練習帳でアルファベットをなぞって練習していてうまく線が書けなくなった時に、基本の細い線と太い線のキザギザをしばらく書いてから、アルファベットを書いてみると細い線と太線がはっきりとして綺麗に書けるんです。
そのうちカリグラフィーのペン運び(運筆)に慣れてくると、今度はこんな疑問が生まれます。
上手な人はどんなスピードで書いてるの?
そんなときはプロや上手な人のペン運びを見るしかありません。そう…みんな大好きYouTubeです。
taa.は@Mii_and_Shiiさんの公開しているこの動画で、ペンの動き等を盗みました。(現在進行形)
動画を見るタイミングは、カリグラフィーを始める前よりも、カリグラフィー練習帳である程度練習してから見たほうがなるほど感が半端ないです。
カリグラフィーを始めるのにかかった費用
カリグラフィーを手軽に自宅で体験するのにはいくらかかるのか気になるところです。
ちなみに、taa.が練習した画像を見てみましょう。
ちょっと調子に乗ってこのブログ名『タブログ』まで書いてみました。
ここまで体験できてかかった費用は…
たったこれだけで、楽しさは十分体で体験できました。
ただし!ハマっちゃう人はこの段階でパラレルペンなどが確実に欲しくなってしまうと思いますので、この後も少々お財布からお金が飛んでいってしまいますが、それでも…
- パイロット パラレルペン 900円前後
- コンバーター2個セット700円前後
- インク800円前後
これくらいしかかかりません。ランニングコスト的にはインク代と、紙代くらいです。
パラレルペンやコンバーターなどについては『きむおばブログ』で詳しく紹介しています。
。
あとは、ちょっと上級者用のカリグラフィー用のペン先などいいやつが欲しくなってきたり、インクにこだわりだしたらきりがありませんけどね。
実際にカリグラフィーをやってみた感想
もしも誰かに『カリグラフィーどうだった??』って聞かれたらこう答えます。
やべぇぇ、、、。
カリグラフィー楽しい(。-_-。) pic.twitter.com/d13dgj25ba— taa (@taablog73) 2018年8月2日
楽しそうなのはわかったけど、全く初めてのtaa.みたいなど素人はどんな練習をするのか気になりますよね?
カリグラフィーの基本練習
先ほど紹介した呉竹の練習帳でどんな練習をするのか、お見せしちゃいましょう。
カリグラフィー練習帳【イタリック体】を参考に。
ページを開くと、イタリック体の文字の高さや、文字の傾き、ペン先の角度などの基本を教えてくれます。
基本的なカリグラフィーイタリック体を勉強したあとは『運筆』(ペンの運び方)の練習をします。
初めて書いてみると、ペン先全体を紙につけて書くのが意外と難しいんです。ペン先が浮いていると、線が細くなったり、均等に筆圧がかからずに細くなったり太くなったり…
この練習は呉竹の動画でも説明してましたが、や実際に文字を書いていると、この地道な練習が大切なことがわかります。
このあとは、実際にアルファベットの小文字、大文字、数字の見本をなぞりながら練習します。
最後に、文字の装飾(飾り)の練習とトリミングというカードなどの縁に書く縁飾りなどの練習までできます。
カリグラフィーのウンチクはほとんど書いておらず、実際に書くことが中心なのでカリグラフィーを気軽に体験するにはもってこいの練習帳です。
この練習帳の最後のページに、紙の下に敷いてガイドラインを透かして練習できる付録も付いているので、練習帳を全部使ってしまった後も、練習ができます。
練習しまくって、練習帳がなくなっても、初心者が白紙に書いて練習するのはやめましょうね。
ガイド線がないと字のバランスなどが統一されず、変な癖がついちゃうので、練習用紙がなくなったら無料でカリグラフィー イタリック体の練習用紙を作る方法を紹介してますのでそちらをご覧ください。
本格的に始めたいなら通信教育もアリ
呉竹のカリグラフィー ペンと練習帳で、基本的な体験ができます。
あとはしばらく文字をたくさん書くことが、上達する方法だと思います。
YouTubeなどでもたくさんプロのペン運びや、飾りなどは勉強できると思いますが、それでもちゃんと学びたいと思ったら、やっぱりプロにアドバイスをもらいながら習うことだと思います。
調べてみると1日限りのワークショップなども開催されているようですが、なかなか通いに行けるような場所で開催されてるとも限りません。
そんなときは月々3,000円以下で独学で練習するよりも本格的に体験できる教材を買うのもおすすめです。6ヶ月間で…
- 1ヶ月目でメッセージカード
- 2ヶ月目で長文を書いたり
- 3ヶ月目でイラストを書いたり
- 4ヶ月目でデコグッズを作ったり
- 5ヶ月目でインテリアグッズ作成
- 6ヶ月目でおもてなしグッズ作成
こーんなにたくさん本格的に体験できちゃいます。
まとめ
カリグラフィー は年齢、性別、など一切問わず、自宅で独学でするなら初期費用も2,000円以下で気軽に始められます。
taa.のように字が下手でも関係ありません。最低限ペンだけでもあれば始められます。
ただ、taaのおすすめはこの記事で紹介した呉竹の練習帳は絶対買ったほうが良いです。
習字などと同じで、書き順が大切。最大限カリグラフィー を体験するなら絶対必要だと思います。
あとはとにかく書いて!かいて!書きまくる!が一番の上達になるのでtaa.の以下の記事から練習用氏をダウンロードしてください。
楽天やアマゾンで気軽に道具も揃えられるので、気軽にポチって体験してみてはいかがでしょうか?