2016/09/09
あとで読む黒歴史?観光地の横浜山下公園がナンパの名所だったって知ってた?
氷川丸や、赤い靴はいてた女の子像のある横浜の代表的な観光名所の山下公園。
実はその昔に黒い歴史が存在しているのです。
中華街からも近く、最近では海外からの観光客も多い港横浜の山下公園がその昔ナンパの名所だったんです!
週末になれば『山下いく?』が合言葉。そんな時代の山下公園を振り返ってみます。
目次
山下公園のナンパスポット
山下公園の中でナンパが行われていたわけではありません。
どこでナンパが行われていたのかというと…
横浜のランドマークマリンタワーやホテルの老舗ホテルニューグランド、コンサートなどが行われる神奈川県民ホール、パスポートセンターがある産業貿易センターなど有名な施設がある通り。最近ではパンケーキの『エッグスンシングス』がある通りです。
正確に言うと、マリンタワー前の『マリンタワー前』信号〜『産業貿易センター前』の信号までの区間。
ナンパが行われる時間
昼間にナンパをしている人は一切いません。
観光地のため家族連れやカップルばっかりだからです。
ナンパが行われるのは夜の21時位から。
どこからともなく集まり始めて、平日なら深夜0時くらいまで、週末になると朝方5時くらいまでナンパで盛り上がります。
男と女の欲望が渦巻きます(笑)
ナンパに来ている男女の主な年代
山下公園にナンパに来ている主な年齢は18歳以上。
18歳未満の子どもは基本的にはナンパできないルールです。
別に18歳未満でもナンパできないわけではないのですが基本的に18歳以上の人と行かないとナンパができないのです!
不思議でしょ??
独特なナンパ方法
山下公園で行われていたナンパは歩いている女の子に声をかけるようなナンパ方法は基本的にはNG。
どのようにしてナンパをするかというと…
車で順番待ちをして、車越しにナンパするんです!
名付けて『ドライブスルーナンパ』
ナンパのシステム
山下公園の通りに入ると両側にナンパ待ちの女の子たち(基本2人以上)が停車しています。
そこへナンパ目的の男たちが来るまでやってきて様子を伺いながら停車している女の子の車の横にハザードを点けて停車します。
そしてナンパ開始!
適当に話を盛り上げて盛り上がればそのまま車で2台連なって移動開始。
乗りが悪かったり好みの女の子じゃなかった場合は、「またね〜」とか言ってその場を去ります。
そして、ナンパ最中の車の後ろに、他の車が順番待ちで並ぶんです。笑えるでしょ?
前の車がナンパ失敗して出発すると並んでいた車はスーっと女の子の車の横に付けてナンパ開始です。
ナンパのお断り方法
停車している車どうしでナンパをするので断り方も独特です。
女の子のキツイお断り方法
横についた男たちがタイプじゃなかったり話してて面白くないときなどは「おつかれーありがとー」とか言いながら窓閉められちゃうんですw
男からのお断りもたまにはあります
女の子の車に横付けした瞬間に好みの女の子じゃない場合もあります。
そんな時はスーっと何も言わずにそのまま発車!
そしてそのまま前の車のナンパ待ちの順番につきます。
はっきりしてるので時間の無駄がありません。
時には警察も出動
週末になると山下公園前の通りはナンパ待ちの車と順番待ちの野郎の車で大渋滞。
当たり前ですが警察のパトカーが出動します。
フナムシが『わさわさー』っと逃げるようにナンパ目的の車は散っていきます。
…が、
ハマっ子は、そんなパトロールで諦めてしまうようなヤワな欲望は持ち合わせていません。
警察のパトカーが出動した時は第2の場所へナンパ場所を変えます。
山下公園の裏ストリートへ
パトカーが出動すると山下公園の一本裏の道へ欲望の渦巻く男女の車は移動します。
このストリートでやり過ごしながらナンパは続きます。
そしてまた、メインストリートへナンパの場は戻ります。
これを繰り開始夜は明けていきます。
まとめ
かれこれ15年くらい前ですかね。とうとう横浜名物の山下公園のナンパ渋滞も無くなったのは。
警察が毎晩出動し、カラーコーンを設置していました。
今となってはウォーキングや夜のデートスポットとしてみなとみらいの夜景を楽しめる公園ですが、当時は夜まで騒がしかったのです。
警察の努力で今は観光客の方達も安心して夜の山下公園を散歩できるようになりました。
山下公園にはそんな黒歴史もあり、今の山下公園があるのです。
もし、横浜の山下公園に遊びに来た時には彼女や家族に山下ウンチクとして話してあげたら盛り上がること間違いなし!