2018/06/251 Shares

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財布を無くしたらどうするの?悪用される前に直ぐにやるべき5つのこと

財布をなくしたときは本当にパニクります。

大体の人がとってしまう行動は…

探しまくる

もちろん自分で探しまくるのも間違いではありませんが、もしかしたらここに…もしかしたらあそこに…なんてやっているあいだに、悪い人に拾われてしまい現金を取られたり最悪の場合はクレジットカードや銀行カードを悪用されてしまう可能性もあります。

財布をなくした!っと気が付いたらまずやることは、警察に届けるのが先決です。

taa.は半日探して警察に電話したら、朝には届いていました(汗)

警察に遺失物届けを出すのも取り下げるのも電話で出来ますし、お金もかかりません。

しかし大切なのは警察に届けたあとです。今日は、もしも財布をなくしてしまった時、すぐにやっておくべき5つの事を手順や方法まで紹介します。

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財布をなくした時にすぐやるべき5つのこと

まず財布をなくしたことに気がついたらすぐにすることは5つあります。

  1. 警察に届ける
  2. クレジットカードを止める
  3. 銀行のカードを止める
  4. 交通系ICカードの停止
  5. 電子マネーの停止

この作業を迅速にすることで、財布を無くした被害を最小限に抑えることができます

銀行キャッシュカードやクレジットカードは、紛失や盗難で停止をしてしまうと再発行する手間がかかってしまいます。

このことが理由で、クレジットカード会社や銀行に連絡入れるのを最後の手段にしてしまう人がいますが、連絡が遅れたりした場合保証を受けられなくなってしまう場合もあります。

無くした当日にクレジットカードの限度額いっぱいの買い物をされたり、キャッシングで全額引き出されてしまうことを考えれば再発行する手間なんてなんでもありません。

①警察へ拾得物の確認と遺失物届けを出す方法

警察官
まずは財布を落としたと思われる近くの交番に行くか、最寄りの警察署へ電話します。そして、同じタイミングで自分が財布をなくしたかもしれないと思う場所へ電話をかける。

拾得物の確認をして、あなたの財布と思われる物が届いていなければ、そのまま遺失物届けを出すことができます。

拾得物の確認では…

  • 財布の特徴
  • 入っている現金やクレジットカード類
  • 免許証や保険証

の確認があり、似たような財布がある場合は氏名や生年月日を聞かれます。もしも該当する財布がなかったときはそのまま遺失物届けを出すことができます。

この時点で見つかれば、あとは受け取りと習得者への謝礼の問題だけです。

警察署や交番で遺失物届けを出すと『遺失物届番号』が発行されます。この番号はクレジットカードやキャッシュカードに紛失届けを出すときにも必要になる場合があるのでしっかりメモしておきましょう。

②クレジットカード会社へ紛失した旨の連絡

ポケットにクレジットカード
クレジットカードは現金の次に簡単に悪用されてしまうので、スピーディーに連絡を入れることが必要です。

クレジットカード会社に紛失した旨の連絡を入れると、個人情報の確認をしてクレジットカードを使用できないように止めてくれます

一度停止処理をしたクレジットカードは見つかっても使用ができません。

これで、クレジットカードが悪用されることはありませんが、もしも悪用されていてもクレジットカード会社によって悪用された損害額を保証してくれます。

これはクレジットカード会社によって規定があるので、そのあたりもしっかり確認しておきましょう。

クレジットカード払いを登録している携帯や公共料金

クレジットカードを紛失してしまった時に、意外と忘れがちなのが携帯電話料金や公共料金などの支払いにクレジットカード利用している場合の対応です。

クレジットカードは一度紛失届けを出した場合は、もしもカードが見つかっても一度紛失届けを出したカードは使用できません。

なので、携帯電話や公共料金の支払いにクレジットカードを登録していた場合は、支払い方法を変更する手続きが必要となってきます。

支払い方法の変更を忘れてしまうと、携帯電話が止められたり、ガスや電気が止められてしまう場合もありますのでカード会社へ紛失届けの連絡を入れたタイミングで、支払い方法の変更も同時に行うことが必要ですので注意してください。

すぐにクレジットカードが必要な場合は最短で翌日発行が出来るクレジットカードもあるので利用することをおすすめします。

③銀行キャッシュカードの紛失届

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銀行のキャッシュカードは暗証番号などを設定しているので、現金の引き出しはできないと思っていませんか?

最近はスキミングという方法を使って現金を引き出されてしまうケースもあります。

銀行のキャッシュカードもクレジットカードと同じように、できるだけ早いタイミングで紛失届けを出しましょう。

銀行キャッシュカードなどの紛失届は24時間対応していることが少ないので、HPなどでチェックして素早く対応しましょう。

三井住友銀行 0120-956-999
三菱東京UFJ銀行 0120-544-565
みずほ銀行 0120-415-415
りそな銀行 0120-30-1343

④交通系ICカードの紛失届け

改札口
交通系カードを紛失してしまった場合はどの交通系ICカードも再発行とチャージ金額の保証ができるのは『記名式』『定期券』のみです。

残高保証 あり
ポイント保証 あり
保証条件 記名式・定期券のみ
再発行手数料 1,010円
記名式や定期券でない交通系ICカードを利用している場合は再発行手続きはできないので注意が必要です。

Suica・PASMOの記名式・定期券の紛失届け(停止手配)

Suica・PASMOの紛失届け(停止手配)も基本的には同じ。

Suica・PASMO紛失届け(停止手配)に必要なものは…公的証明書いわゆる運転免許証やパスポート等の身分を証明できる書類です。

紛失届け(停止手配)ができる場所はSuica・PASMOエリア近くの駅またはバス営業所で手続きができます。

  1. 再発行申請書へ必要事項を記入
  2. 再発行整理券の受取
  3. 翌日以降14日以内にPASMOの受取

新しいSuica・PASMOの受け取り時には『再発行整理券』を持ってデジポット・再発行手数料の合計1,010円を支払って新しいカードを受け取ります。

記名式・定期券ではない一般Suica・PASMOの再発行は行っていないのでチャージ金額などが保証されません。定期を使わない方も記名式にしておくか、チャージする金額を最低限に押さえておくことをおすすめします。

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⑤電子マネーカードの紛失届け

ここでは代表的な電子マネーの『nanaco』『WAON』の紛失手続きについてまとめてみます。

まず気になるのは保証。基本的にはどちらの電子マネーカードもポイントやチャージ金額の保証はしてくれます。

ただし、以下でも紹介しますが、WAONカードは一部のカードは個人情報登録を行わないと保証はしてくれないので注意してください。

カード名 残高保証 ポイント保証 保証条件 再発行手数料
nanaco あり あり なし 300円
WAON あり あり 個人情報登録 なし

電子マネーカードを紛失した場合の届出は各電子マネー会社へ連絡を入れます。

nanacoカードの紛失手続き

nanaocカードはカード発行時に個人情報登録をしているので利用停止登録が完了した時点での残高を保証してくれます

nanaco利用停止手続きから残高保証までの流れは…

  • 利用停止の登録
  • 再発行手続き
  • 残高引き継ぎ

利用停止の登録は、nanacoお問い合わせセンター(24時間年中無休)に電話します。

nanacoお問い合わせセンター
0570-071-555

nanacoお問い合わせセンターにて登録情報を確認して、残高引継ぎに必要な『引継ぎ番号』を発行してもらいます。

近くのセブンイレブンなどのnanacoカードの取扱店舗にて再発行手続きと『引き継ぎ番号』を伝えて引継ぎ申請書と返信用封筒を受け取り、300円のnanacoカード再発行手数料を払いカードを受け取ります。

受け取った引継ぎ申請書に必要事項を記入して返信用封筒で返信すると、約1週間〜10日程度で残高引継ぎが完了します。

WAONカードの紛失手続き

Waonカードは交通系ICカードと同じように、事前に所有者情報登録のお手続きが完了していないとポイントや残高の引継ぎができない場合があります。

所有者情報登録が完了している場合はWAONコールセンターに電話をかけてWAON利用停止処理を行います。

WAONコールセンター
0120-577-365

利用停止処理を行うとポイントの引き継ぎと残高の引継ぎができるようになります。

再発行が完了したら以下の方法でポイントと残高の引継ぎ手続きを行います。

利用停止処理が完了したら、下記期限を過ぎてしまうとポイントなどは失効してしまうので受け取り期限に注意しましょう。

残高確定日 お受取り期限
4月1日~9月30日 翌年3月31日
10月1日~翌年3月31日 翌年9月30日

財布をなくした時のためにやっておくべきこと

財布をなくした時に慌てふためかないためにやっておくべきことをまとめておきます。

クレジットカードの紛失届け専用ダイヤルの登録

財布をなくしてしまってパニクっている時に落ち着いてスマホでクレジットカード会社の専用ダイヤルなんて検索していられません。

クレジットカード会社へのカード紛失届は、カード裏面に必ず記載されているカードデスクなどに電話すれば対応してくれますが、そもそも財布をなくしているのでカード会社の電話番号自体がわかりませんよね。

いざという時に慌てないために、事前にHPなどでカード会社の『クレジットカード紛失盗難受付デスク』の番号を携帯電話に登録することをおすすめします。

参考に代表的なクレジットカード会社のクレジットカード紛失盗難受付デスクの電話番号をのせておきます。

三井住友VISAカード 0120-919-456
JCBカード 0120-794-082
アメリカン・エキスプレス 0120-020120

インターネットバンキングに登録

銀行のキャッシュカードをなくしてしまうと、登録した銀行印と通帳を銀行に持っていかないと現金を引き出すことができません。

そんな時のためにインターネットバンキングに申し込んでおくことをおすすめします。

もしも財布をなくしてキャッシュカードを止めてしまっても、インターネットバンキングに登録しておけば別の口座にお金を移動させたり、家族の口座にお金を移動させ引き出すことができます。

普段インターネットバンキングを使用しない方でも登録しておくといざという時に裏技的に利用できます。

交通系ICカードは記名式に変更

交通系のICカードは記名式か定期でないと残高の保証はしてくれません。
間違いなく記名式に変更しておくことをおすすめします。

電子マネーカードは所有者情報登録をしておく

nanacoなどはカード申し込み時に個人情報登録をしていますが一部のWAONカードは個人情報登録の手続きをしなくてはなりません。

WAONカード・ゆうゆうワオン・G.G WAON・ご当地WAONなど一部のWAONは、事前に所有者情報登録が完了している必要がございます。所有者情報登録のお手続きが完了していない場合は、カードの停止・再発行を行う事は出来ません。

WAONを紛失・盗難・破損したときは

所有権登録がお済でない場合はお財布をなくす前に登録を済ませておきましょう!

まとめ

財布をなくしてしまうと面倒くさい手続きがたくさんあります。

銀行のキャッシュカードは、再発行するのには印鑑証明などを持って銀行の窓口に行かないと再発行ができませんし、クレジットカードにしても電子マネーやICカードにしても停止手続きや再発行手続きで無駄にしてしまう時間が膨大です。

電子マネーカードや、交通系ICカードは残高保証などに条件があるので、電子マネーは個人情報登録をして交通系ICカードは記名式・や定期にするなどの対策もとっておきましょう。

お財布にはクレジットカードや銀行キャッシュカードに交通系ICカードに電子マネー等が一緒に入っていることがほとんどです。無くしてからでは遅いので、無くした時のためにGPS付きの忘れ物防止タグなどを利用するのもひとつの予防策だと思います。

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